2009年5月3日日曜日

うなりまくり伊豆の旅






3月24日
 ピノキオ氏の案内により、老若7人で、伊豆へ。

 伊豆長岡では、 冴頭暖心氏の提案により、韮山反射炉を見物し、うなる。 ついでに、シュガー氏の案内により、願成就院に行き、運慶が作のブツ件に、うなる。 夕方は、ピノキオ氏の案内により、伊豆松崎に行き、まずは、浄感寺の長八記念館で、左官の名工、入江長八の作品を見る。長八の手になる本堂天井の八方にらみの竜、ふすまの竜、欄間の飛天など、および、石田半兵衛邦秀の手になる彫り物などを見て、これまた、うなる。 西伊豆は夕日の町ばかり。 雲ひとつない空の海に沈む夕日にうなる。

松崎はなまこ壁の町。風情にうなる。

 宿は、ピノキオ氏の案内により、つげ義春「長八の宿」(『ねじ式』収録作品)で有名な「山光荘」。宿のしぶさにうなる。 http://www.d3.dion.ne.jp/~hidenaot/ 座敷蔵の「長八の間」に寝るのを許されたが、定員3人のためくじ引きをする。 くじ引きの結果、長八の間に泊まる栄誉を勝ち取ったのは、ピノキオ氏、冴頭暖心氏、サンライズ氏であったが、サンライズ氏が酩酊の勢いでワタクシに譲ってくれた。ありがたや。 長八の作品に抱かれて寝る栄誉にうなされながら、もとい、うなりながら、すやすやと寝たつもりだったが、後で聞けば、寝言でもうなりまくっていたらしい。

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